イラスト副業はバレる?確定申告は必要?会社員が安心して続ける方法

イラスト副業はバレる? バレずに続ける方法

終身雇用が崩壊しつつある昨今、「副業解禁」というキーワードが注目されて、実際に副業・兼業を認める企業も増えています。

「イラストの副業を始めたいけど、会社にばれたらどうしよう…」
「確定申告って必要?何から調べればいいのかわからない」

実際にイラストレーターとして副業で収益を得ようと思った時に、心のどこかしらで引っかかる不安です。

yama

会社にはバレたくないし、でも確定申告しないと脱税になっちゃうよね

taka

そうだね。でも上手くやれば会社にもバレないし、脱税にもならないから安心してこの記事を読んでね

この記事では、会社員として働きながらイラスト副業を続けてきた立場から、

  • イラスト副業はどんなときに“ばれる”のか
  • ばれにくくするために気をつけたいポイント
  • イラスト副業と確定申告の基本的な考え方

を中心に、「安心してイラスト副業が出来る」ための情報を紹介します。

※この記事は、脱税や就労規約の違反をすすめるものではありません。
 ルールを理解したうえで、無理なく副業を続けるための情報をお伝えすることが目的です。

目次

イラスト副業は本当に会社にバレるの?

taka

結論から言うと、何も考えずにやるとばれる可能性はあります。

ただしバレる原因を正しく理解して行動すれば、恐れる必要はありません

パートやアルバイトで勤めるともちろんバレてしまいますが、イラストレーターは仕事がWEB上ですべて完結するのでバレにくい副業です。(ただし住民税の増加からバレる可能性あり)

「副業=即バレる」というイメージを持ちがちですが、

  • どういう経路で
  • どんな行動がきっかけで

会社にバレるのか具体的に原因を考える事が大切です。

イラスト副業がバレる主な原因

taka

ここでは具体的にイラスト副業がバレる原因を紹介します。

住民税の金額変化がキッカケでバレる

イラスト副業に限らず、どの副業にも当てはまる話ですが、会社員の副業がバレる原因として挙げられるのが住民税です。

イラスト副業で一定の所得が出ると、住民税の金額が本業の給与に見合わない形で増えることがあります。
会社が社員の住民税をまとめて処理していることがほどんどなので、

  • 給与の割に住民税が高くなっている
  • 昨年より住民税の金額が大幅に上がってる

などから、副業をやっていることが気づかれる可能性があります。

taka

この問題に関しては後述の確定申告で回避する方法を説明します。

SNSやポートフォリオからの身バレ

イラスト副業で活動するには、SNSやポートフォリオ用のWEBサイトが必須です。
そこで活用しているSNSやWEBサイトから会社の先輩・同僚などにバレることも多いです。

  • 本名で活動している。もしくは本名と作家名が混同している
  • プロフィールや運営者情報に個人情報を書きすぎている
  • プライベートの投稿とイラスト投稿が混じっている
  • SNSの設定で連絡先が同期されている
taka

ワタクシ、恥ずかしながら①と④は気づかずにやっておりました。instagramも本名でやるものだと勘違いしていて、他のイラストレーターさんのアカウントを見てから気づいてtaka.studioにしました。
今考えると恐ろしい。。。

特にinstgramやX(旧Twitter)などSNSの設定にはご注意ください。
連絡先連携がONになっていると「知り合いかも」に表示されます。また共通のフォロワー・フォロー相手がいる場合も同様です。

instagram 連絡先連携の解除方法

  • プロフィール右上の三本線(≡)をタップし、「アカウントセンター」を選択
  • 「あなたの情報とアクセス許可」を選択
  • 「連絡先をリンク」をオフにする

X(旧Twitter)連絡先連携の解除方法

  • 左上のアイコン画像をタップし、「設定とプライバシー」を選択
  • 「プライバシーと安全」を選択
  • 「アドレス帳の連絡先を同期」をオフにする
taka

あとクライアント様とのやりとりでLINEを使う場合も気をつけてください。「アイコン」や「プロフィール」で副業が分かるようなものは避けましょう。


特に個人アカウントからそのまま始めてしまう場合は、新規でアカウントを立ち上げるなど気を付けましょう。

うっかり話してバレる

会社の上司や同僚との話の流れで、うっかり副業の話をしてしまったり、副業をやっているとは言わなくても匂わせるような発言でバレてしまうケースもあります。

特に仲のよい同僚と「ここだけの話」として話してしまい、人づてにバレることも珍しくありません。

  • 休憩時間にクライアント様との連絡やイラスト制作をこっそりやっている姿を見られる
  • 趣味が共通の同僚に、デザフェスなどのクリエイターイベントで見つかる
  • 副業関連の書籍を通勤中に読んでいる姿を見られる
yama

本業の時間は、通勤時間や休憩時間でもイラスト副業を一切持ち出さないことが大事だね。

会社の就業規則を確認しましょう

なかなか会社の就業規則を見る機会もないし、難しいことが書いてありそうで敬遠しがちですが、イラスト副業を安心して始めるために確認はしておきましょう。

なぜなら会社によって就業規則の副業条件が異なるからです。

  • 完全禁止
  • 申請制・許可制
  • 条件付きで許可
  • そもそも記載がない

などルールが大きく異なります。
「イラスト副業がバレるかどうか」以前に、就業規則を一度も確認していない人も少なくありません。
知らなかったでは済まないケースもありますので、最低限の確認はしておきましょう。

④の「記載がない」場合は原則として副業を行うことは自由なため、バレても罰則されることはありません。
ただし本業に支障がないようにしないと、副業禁止になる可能性もありますので気をつけましょう。

公務員の副業はバレない?

国家公務員と地方公務員の副業は法律によって禁止されています。
バレた際には懲戒処分になるケースもあります。

イラスト副業をバレにくくするための対策

taka

ここではイラスト副業がバレる リスクを上げないために意識しておきたいポイントを紹介します。

作家名でイラスト活動を統一する

前述のSNSアカウントからの身バレを防ぐため、イラスト活動と個人のアカウントは分けましょう。

  • アカウント名は作家名にする
  • 個人情報や個人が特定されるようなプライベートな投稿は避ける
  • 連絡先連携の解除と、共通のフォロワー・フォローと繋がらないよう新規アカウントを用意する
  • 顔出しはしない。顔出ししなくてもお仕事は出来ます。
taka

私の会社は副業禁止ではないですが、あまりバレたくない性格なので活動前に上記の事は知りたかったです。

仕事量と収入をコントロールする

イラスト副業を始めるからには高単価な案件や、たくさんご依頼を頂いて収益を上げたくなりますが、いきなり大きな収益を目指すと

  • 将来的に税金負担が重くなる
  • 忙しくなりすぎて生活リズムが崩れる
  • 本業とイラスト副業で体力的にも精神的にも負担になる

疲弊することで、集中力の低下など本業に影響が出始めます。
そのような状況が続くと副業を疑われる可能性も出てきます。

まずは「月に数万円の収益を安定させる」くらいの規模感を目指すことが、会社員がイラスト副業を続けるうえで大切です。

SNSに依存しない仕事の取り方を考える

SNSでの発信は多くの人に作品を見つけてもらいやすく、そこから案件に繋がることも多いです。
また価格競争にもなりにくく、企業案件も頂けるのでSNSの活用は重要です。

ただしその側面で

  • 発信・拡散=目立つ
  • 会社の人や知人に見つかる可能性が高い

という点もあります。
前述しました「SNSやポートフォリオからの身バレ」で対応することも重要ですが、スキル販売サービスクラウドソーシングなど、クローズドなやり取りを中心にすることで、 露出を増やさずに収益を得る選択肢もあります。

イラスト副業に確定申告は必要?

次に、多くの人が疑問に思う「確定申告」についてお話しします。
結論としては、イラスト副業の所得が年間20万円を超えてなければ不要です。

taka

「所得」というのがポイントです。

会社員のイラスト副業と確定申告の基本

一般的に、会社員が副業で得た「所得(売上-経費)」年間20万円を超える場合、確定申告が必要です
(収益そのものではなく、経費を差し引いた後の“利益”が基準になります。)

所得 = 売上(クライアント様から頂いた収益)ー 経費

年間のすべての収益(ご依頼・クラウドソーシング・ストックイラスト・グッズ販売など)を合算して、そこから経費を引いたものが「所得」となります。

ただし20万円以下でも確定申告は不要ですが、これは「所得税」の話です。
「住民税」にはこのルールは適用されません。自治体に「副業で○○円の所得がありました」と申告する住民税の申告が必要です。お住まいの市区町村役場の窓口で行うか、eLTAX(エルタックス)などのオンラインシステムで手続きしましょう。(※自治体ごとのルールで異なるため、早めに確認しておくと安心です。)

イラスト副業で経費になるもの

所得を算出するために必要なのが「経費」です。
イラスト副業ではどんなものが経費になるか一例を紹介します。

  • 液晶タブレット・ペンタブレット(金額により減価償却)
  • パソコン・ipadなどのタブレット(金額により減価償却)
  • 参考資料や書籍
  • 作業用デスクや椅子
  • イラスト描くためのソフト(CLIP STUDIO、Adobe、Procreateなど)
  • 出張費
  • 広告費(書籍掲載、WEB広告など)
  • 家賃・光熱費・通信費(按分)
taka

パソコンやipadなど高額なものは一括で経費にできなくて数年に渡って分割して経費計上します。

青色申告・・・少額減価償却資産の特例(30万円未満は全額一括経費に)
白色申告・・・10万円未満は全額一括経費に

開業届を出していなければ白色申告なので、10万円以上は減価償却扱いになります。
10万円以上20万円未満の場合、「一括償却資産」となり、3年に渡って均等に経費計上します。
20万円以上30万円未満の場合、法定耐用年数に応じて分割して経費計上します。 

経費としてみなされないもの

  • 日用品・生活費
  • 医療品
  • 娯楽品
  • 税金
taka

プライベート利用のものはもちろん経費にできませんので注意しましょう!

売上と経費管理の手間をなくす方法

まだイラスト副業の収益が少なくても「売上」と「経費」の管理は分かりやすく明確にすることが効率的です。

そのためには「生活費」「副業の収益・経費」を分ける事がおすすめです。
副業用の「銀行口座」と経費を支払うための「クレジットカード」を事前に用意しましょう。

確定申告が「バレる」と言われる理由

確定申告をすると「会社にバレる」という話を聞いたことがある人も多いと思います。
これは前述した「住民税の金額変化がキッカケでバレる」で説明した住民税の変化です。

この住民税の問題は確定申告の時に

  • 住民税を「特別徴収」(給与から天引き)にするか
  • 住民税を「自分で納付」にするか

という選択肢があり、②の「自分で納付」にすることで、住民税の問題でバレることはありません。

taka

副業分の住民税は自分で納付しなければなりませんので、忘れないように注意しましょう!

ただし自治体によって異なる場合もありますので、ご不安な場合は事前にご確認ください。

イラスト副業は開業届・インボイス登録をすべき?

イラスト副業を始めると「開業届を出した方がいいのか」「インボイスの登録を必要なのか」で悩む人も少なくありません。

結論から言うと、収入規模や副業としての位置づけによって判断は変わります。
すべての人が最初から開業届やインボイス登録をする必要はありません。

開業届を出したほうがよいケース

以下のように、ある程度の継続した収益が見込める場合は、開業届を出すメリットがあります。

  • 最初からイラスト副業で安定した収益が出そう
  • 将来的に仕事量を増やしたい・大きな案件を受けたい
  • 事業として成長させたい

開業届を出し、青色申告にすると

  • 青色申告特別控除が受けられる
  • 事業用のクレジットカードや口座を作れる
  • 補助金や助成金を受けられる可能性がある

など税務上運営面でのメリットがあります。

開業届のデメリット・注意点

一方で、開業届には注意点もあります。

  • 会社を退職した場合、失業手当を受けられなくなる可能性がある
  • 青色申告では帳簿管理や確定申告の手間が増える
taka

税務上のメリットがある分、管理や手続きの負担が増える点は理解しておく必要があります。

インボイス制度とは?イラスト副業にも関係ある?

インボイス制度とは、消費税の仕入税額控除に関わる制度で、登録事業者のみが「適格請求書(インボイス)」を発行できる仕組みです。

イラストの副業の場合、企業・法人案件の場合にインボイス登録を求められる可能性があります。

インボイス登録のメリット

  • クライアント(特に企業)から敬遠されにくくなる
  • 継続案件・法人案件を受けやすくなる

インボイス登録のデメリット

  • 消費税の申告・納税が必要になり手取りが減る
  • 事務作業や帳票管理が複雑になる

企業案件が中心ですと、インボイスに登録していないと仕入税額控除が出来ないため、値引きを求められたり依頼を敬遠される可能性もあります。ただ個人依頼やスキル販売が中心の場合はメリットを感じにくいです。

月数万円の副業なら「開業届なし・インボイス未登録」が現実的

本業の収入がメインで、イラスト副業が月に数万円程度という場合であれば、無理に開業届を出さずに白色申告で十分です。またインボイス登録が必要なのは、主に企業取引や法人クライアントが多い場合です。個人依頼やクラウドソーシング中心で月数万円レベルの収益なら、免税事業者(登録なし)でも問題ありません。

管理の手間や生活への負担も抑えられます。

taka

もし企業案件が増えたり、収益の大きくなったら、後から申請すれば問題ないです。

この記事のまとめ


イラスト副業は在宅で出来てWEB上で完結する仕事ですので、バレるポイントさえ押さえれば知られる可能性は少ないです。

  • バレる原因は住民税・SNSの身バレ・同僚との会話が多い
  • 確定申告は所得次第。
  • 開業届・インボイスは月数万円の収益なら無理に申請しなくても問題ない

本ブログでは、本業の安定収入があるからこそ「副業収入」で心とお金にゆとりを持つをテーマとしています。

会社にバレるリスクを抑えて、生活にゆとり収入を持てるよう無理なく始めることをオススメします。
収益も増えて、フリーランスの道を考えるようなら開業届やインボイスなどの準備していきましょう。

taka

会社にバレないよう上手くイラスト副業を楽しみましょう!

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