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液タブ用モニターアームおすすめ4選!Wacom・XP-PEN・HUIONの適合を徹底解説

液タブでイラストを描いていると、肩と首がバキバキになる…
それは辛いね。
今はどういう姿勢で描いてるの?
液タブの内蔵スタンドを使っているけど、角度の微調整ができないし、かといって大型スタンドは机が狭くて置けなくて。
そんな時は「モニターアーム」を使うのがおすすめだよ!
モニターアームはPCモニター用と思われがちですが、実は液タブユーザーにこそメリットが大きいアイテムです。
画面の高さや角度を細かく調整できるので、首や肩への負担が劇的に減ります。
さらに、液タブを浮かせられるから、狭いデスクでもキーボードや資料を置くスペースが作れます。
- 液タブにモニターアームを導入するべき理由
- 失敗しない!液タブ用アーム選びの鉄則(耐荷重・取り付け方)
- VESAに対応していない・デスクに問題があった場合の対処法
- 【Wacom・HUION・XP-PEN対応】おすすめのモニターアーム
私は現在スタンドを使用していますが、以前はモニターアームも使用していました。「スタンド派から見たモニターアームのメリット」と、「導入時に陥りやすい失敗」をリアルな目線でお伝えします。
この記事では、Wacom(Cintiq)、XP-PEN、HUIONといった主要メーカー別の適合情報から、私が「これなら買い替えたい!」と確信したおすすめのモニターアームまでを詳しく解説します。
液タブ以外にも、イラスト制作が便利になる「サブモニター」にもモニターアームは活用できます。
イラスト制作におすすめのモニターに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。


液タブにモニターアームは必要?モニターアームvsスタンドどちらがいい?
液タブの設置方法を考えるとき、まず迷うのが「スタンド」にするか、「モニターアーム」にするかという選択です。
結論から言うと、「何を最優先するか」によって正解は分かれます。
「どんなに動かしてもビクともしない安定感が欲しい」ならスタンドが有利ですし、「デスクを広く使い、姿勢の自由度を上げたい」ならモニターアームが圧倒的に便利です。
それぞれの強みと弱みを比較して、あなたのスタイルに合う方を選んでみましょう。
| スタンド | モニター アーム | |
|---|---|---|
| 特徴 | 圧倒的な安定感 | デスクの有効活用。 |
| 姿勢の 自由度 | 低め(決まった角度) | 高い(角度・位置が自由) |
| デスクの 広さ | 場所を占拠する | 移動・浮かせるので広々使える |
| 導入の しやすさ | 置くだけで簡単 | 机の厚みが必要 クランプ設置などの手間がかかる |
| こんな人に おすすめ | 筆圧が強く、揺れを嫌う人 | 肩こり+デスクの狭さに悩む人 |
「スタンド」の強み:揺るぎない安定感で描画に集中できる
スタンドの最大のメリットは、「不動の安定感」です。
デスクに直接接地しているため、どれだけ強い筆圧で描いても、画面が沈み込んだり揺れたりすることがありません。
- ペンをグッと押し込むような描き方をする人
- 液タブを動かす必要がなく、常に一定の角度で描きたい人
こういった方には、専用スタンドの方がストレスなく作業に没頭できるはずです。
- 広い設置スペースが必要
液タブ本体以上の面積を占領します。 - 移動が困難
基本的に固定して使うため、微調整にも手間がかかります。 - 驚くほどの重量
大型の液タブ専用スタンドは非常に重いです。
・Wacom Cintiq Pro 24専用スタンド:約19.5kg
・Wacom Cintiq Pro 27専用スタンド:約9kg
※スタンドのみでスタンドだけでこれだけの重さがあるため、一度設置すると動かすのは一苦労です。
「モニターアーム」の強み:デスクを広く使い、体に合わせられる
一方で、モニターアームの最大の魅力は「空間と姿勢の自由」です。
液タブを浮かせられるため、描き終わったら奥へ追いやって、デスクを別の作業(勉強やゲーム、事務作業など)に即座に切り替えられます。
また、その日の体調や座る姿勢に合わせて画面を自分に引き寄せられるため、首や肩への負担を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。
- 「液タブのせいでキーボードが置けない」と困っている人
- ひどい肩こりや猫背を改善したい人(画面を自分に引き寄せられるため)
- イラスト制作以外にも、パソコンを多目的に使用する人
これらに当てはまるなら、モニターアームを導入する価値は十分にあります。
- 設置環境の制限
机の奥行きや天板の厚み、強度の確認が必要です。 - 揺れのリスク
身体を預けるように描く方には、多少の沈み込みや揺れが気になる場合があります。
結論:あなたの「優先順位」で選ぼう
今の環境で何が一番のストレスか、考えてみてください。
- 「描いている時の安定感」を何よりも大事にしたい
→ 迷わず、しっかりした「スタンド」を選びましょう。 - 「デスクを広く使いたい」「姿勢を楽にしたい」
→ ぜひ、このまま「モニターアーム」の選び方を読み進めてください。
ここからは、失敗しないためのモニターアーム選びの鉄則を紹介します。
失敗しない!液タブ用モニターアーム選びの4つの鉄則
普通のPCモニターと違い、液タブは「手をついて描く」という特殊な負荷がかかります。
以下の4点は必ずチェックしましょう。
「耐荷重」に余裕があるか?
液タブ用アーム選びで最も重要なのが耐荷重です。 液タブ本体の重さだけでなく、「自分の腕の重さ」や「筆圧」が加わります。
耐荷重ギリギリのものを選ぶと、描いている最中に画面がじわじわ沈み込んでしまうため、+2〜3kgの余裕があるものを選びましょう。
「沈み込み」の可動域を確認
多くのモニターアームは、画面を空中に浮かせる設計です。
しかし液タブは「デスクの面に接地するまで下げられるか」が重要。
デスクから浮いた状態で描くと、腕が疲れてしまいます。
事前に高さ・角度の可動範囲を確認しましょう。
VESA規格の対応状況をチェック
液タブの背面に、アームを取り付けるためのネジ穴(VESAマウント)があるか確認してください。
VESAマウントのサイズは「75x75mm 」または「100x100mm」が一般的です。
- Wacom Cintiq 16/24/ Pro 17:75x75mm
- Wacom Cintiq Pro 22/27:100x100mm
- XP-PEN Artist Pro 22 /24/27 :100x100mm
- HUION Kamvas 22 /24/27:100x100mm
取り付けるデスクの確認
モニターアームを取り付けるのに見落としがちなのがデスクの確認です。
まず設置方法は以下の2つです。
- クランプ式(おすすめ):
→天板を上下から挟み込んで固定。手軽で主流。 - グロメット式:
→天板に穴を開けてボルトで固定。非常に強力だが加工が必要。
特にクランプ式は取り付けが簡単ですが、注意も必要です。
- 天板の厚みがあるか?
→薄すぎると強度が足りず、厚すぎるとクランプが入りません。 - クランプを挟むスペースがあるか?
→デスク裏に補強用のフレームや柱があると、クランプが干渉して取り付けられない。
購入まえに天板の厚みとクランプの取り付け位置を測りましょう。




クランプ式で固定できない場合は、穴を開けてグロメット式で固定する方法になるため、難易度が上がります。
万が一、フレームと干渉する場合は、このような補強プレートを使うことで設置も可能です。
【決定版】液タブにおすすめのモニターアーム 4選
ここからは液タブにおすすめのモニターアームを紹介します。
ERGOTRON (エルゴトロン) LX モニターアーム


「モニターアームの絶対王者。揺れが心配な方に選んでほしい。安心の10年保証」
世界中で支持されているモニターアーム。その理由は特許取得の「コンスタント・フォース技術」により、少ない力で驚くほどスルスル動き、止まってほしい場所でピタッと止まります。10年保証という圧倒的な耐久性も魅力。
そのため重い液タブでも安定して使えます。




| 最大ディスプレイ サイズ | 34インチ |
|---|---|
| 荷重範囲 | 3.2~11.3kg |
| 昇降 | 33cm |
| 最大前後移動 | 64cm |
| 対応VESA規格 | 100x100mm / 75x75mm |
| 取り付けサイズ | 【クランプ式】 天板厚み:10~60mmまで 【グロメット式】 天板厚み:57mmまで 穴の直径:8~50mm |
ERGOTRON (エルゴトロン) LX Pro モニターアーム


「定番LXの進化版!より使いやすさを追求した最新モデル」
前述で紹介しました「ERGOTRON (エルゴトロン) LX」の基本性能を受け継ぎつつ、さらに細かな使い勝手を向上させたアップグレード版です。
変化点は以下です。
- 台座の回転を180°と360°に制限
→ 台座の回転を制限できるため、壁際にデスクがある場合でも、アームが壁にぶつかるのを防ぎます。 - テンションインジケーター
→ 昇降の強さを目視できるメモリが付き、調整が圧倒的に楽になりました。 - 軽量のモニター(1.8kg~)にも対応
→ 13〜16インチ程度の軽量な液タブでも、勝手に浮き上がることなく安定して使えます。 - 設置・配線がスマートに
→ パーツが簡略化され、配線を隠すカバーもよりスッキリ改良されました。
パワーアップしている点も多いですが、以下の点は注意が必要です。
- 設置は「クランプ式のみ」です。天板に穴を開けて固定するグロメット式には対応していません。
- 最大前後移動が56cmと、LXより8cm短くなっています。 奥行きのある広いデスクで「手元まで大きく引き寄せたい」方は注意が必要です。
| 最大ディスプレイ サイズ | 34インチ |
|---|---|
| 荷重範囲 | 1.8kg~10kg |
| 昇降 | 33cm |
| 最大前後移動 | 56cm |
| 取り付けサイズ | 【クランプ式のみ】 天板厚み:10~60mmまで |
Pixio PS1S Wave モニターアーム










「デスク環境を彩る!パステルカラーが可愛いオシャレ派アーム」
「モニターアームは黒くてゴツいものばかり…」という常識を覆す、Pixioのオシャレなモニターアームです。パステルピンクやパステルブルーなど、他社にはないカラー展開が魅力です。
可動域はエルゴトロンに比べると劣りますが、価格とのバランスが良いモニターアームです。
またこの価格帯で2年保証というのも安心ポイントです。
| 最大ディスプレイ サイズ | 32インチ |
|---|---|
| 荷重範囲 | 1~9kg |
| 昇降 | 28cm |
| 対応VESA規格 | 100x100mm / 75x75mm |
| 取り付けサイズ | 【クランプ式】 天板厚み:10~50mmまで 【グロメット式】 |
HUION (フイオン) シングルモニターアーム ST410


「液タブメーカーだからこそ安心。導入しやすい高コスパアーム」
液タブ大手メーカーのHUIONが自社製品向けに展開しているモニターアームです。
「純正の安心感」がありつつも、エルゴトロンの半額以下で購入できるコストパフォーマンスが最大の魅力です。
人間工学に基づいたシンプルな設計で、VESA規格に対応しているため、他メーカーの液タブも取り付け可能。
エルゴトロンのような動かしやすさはないですが、価格を抑えたい方におすすめです。
| 最大ディスプレイ サイズ | 32インチ |
|---|---|
| 荷重範囲 | 8kgまで |
| 昇降 | 24cm |
| 対応VESA規格 | 100x100mm / 75x75mm |
| 取り付けサイズ | 【クランプ式】 天板厚み:10~50mmまで 【グロメット式】 穴の直径:8~60mm |
\ 液タブと同時購入がおすすめ /
HUIONの公式サイトは21,999円以下だと送料がかかります。
液タブや左手デバイスと同時購入がおすすめです。今なら初回登録で2,000円引きクーポンがもらえます。
以下の記事でHUIONの「液タブ」や「左手デバイス」について詳しく紹介しています。




【液タブで使う】モニターアーム導入時の注意点とQ&A
導入前に知っておきたい、液タブならではの疑問点や注意点をまとめました。
描いている時に「揺れ」は気になりますか?
完全にゼロにはなりませんが、「アームの根元をしっかり締める」「液タブの下端をデスクに設置させる」ことで、スタンドと遜色ない安定感で描けます。
どうしても揺れが不安な方は、迷わず「エルゴトロン LX」を選んでください。他社製品とは土台の剛性が違うため、価格に見合うだけの「安心感」が得られます。
設置は一人でできますか?
16インチ程度なら一人で可能ですが、22インチ以上の大型液タブの場合は、画面を支える人とネジを締める人の二人で作業することをおすすめします。
大型の液タブは非常に重く、不安定な状態で作業すると液タブを落下させたり、モニターの表面を傷つけたりする恐れがあります。
高価な機材を守るためにも、大型モデルの場合は「画面を支える人」と「ネジを締める人」の二人で作業するのが一番安全です。
VESA穴がない液タブはどうすればいい?
背面にネジ穴がない液タブでも諦める必要はありません。
「VESAマウントアダプター(無穴モニター用ブラケット)」という、液タブを上下から挟み込む金具を別途購入すれば、アームに取り付け可能です。
- ※ただし、液タブの厚みやサイズによっては適合しない場合があるため、購入前に必ずアダプターの対応サイズを確認しましょう。
クランプがフレームと干渉する場合、取り付けできないですか?
補強プレートを天板とクランプの間に挟むことで取り付けられる可能性が高いです。
以下のような補強プレートをご確認ください。
薄い天板だとデスクが割れたりしないですか?
天板が薄く、クランプの締め付けが強すぎると割れる可能性がないわけではありません。
また穴開け加工した場合も、そこからひび割れする可能性もあります。
心配な方は、以下のような補強プレートを挟むことをおすすめします。
まとめ(液タブ用モニターアームの選び方)
今回は、液タブにモニターアームを導入するメリットや選び方の鉄則、そしておすすめのモデルを紹介してきました。
「スタンド」と「モニターアーム」、どちらが優れているかではなく、「あなたが何を解決したいか」で選ぶのが失敗しないコツです。
- 「描いている時の安定感」を最優先したい、筆圧が強い
→ どっしり構えて描ける「スタンド」がおすすめ - 「肩こりや首の痛みを減らしたい」「デスクをもっと広く使いたい」
→ 自由自在に動かせる「モニターアーム」を導入しましょう。
最後に、紹介した4つのモデルから、あなたにぴったりのものを選んでみてください。
失敗したくない・最高峰の安定感が欲しい
ERGOTRON (エルゴトロン) LX がおすすめ!(イチオシ)
最新機能で軽量の液タブもスマートに動かしたい
ERGOTRON (エルゴトロン) LX Pro がおすすめ!
液タブメーカー純正の安心感と高コスパを両立したい
HUION ST410 がおすすめ!
デスクをパステルカラーでオシャレに彩りたい
Pixio PS1S Wave がおすすめ!
設置にはクランプの取り付けができるか、忘れずにデスクの確認をしましょう!
モニターアームの魅力は、自由な角度調整で肩こりを防ぐことはもちろん、液タブを瞬時に動かせることで、限られたデスクスペースを有効活用できる点にあります。
液タブの設置環境が変わると、驚くほど筆が進むようになります。
ぜひ、自分にぴったりのモニターアームを手に入れて、ストレスフリーなイラストライフを楽しんでくださいね!
長時間のイラスト制作では、首や肩だけでなく「腰痛」に悩まされる方も多いはず。
実は、その腰痛の原因は、知らず知らずのうちに丸まっている「猫背」や、合わない「椅子」にあるかもしれません。
以下の記事では、イラストレーター特有の前傾姿勢を優しくサポートしてくれる椅子を徹底解説しています。
モニターアームと合わせて自分に合った椅子を取り入れ、10年後も元気に描き続けられる、身体に優しい作画環境を整えてみませんか?




