【実録】イラストレーターを狙う詐欺DMの手口。ココナラ・インスタ・Xの怪しい勧誘を晒します

イラストレーター 詐欺 DM 見分け方
yama

見て見て!インスタに商品紹介の案件DMがきた!
商品も提供してくれて、報酬も貰えるみたいだよ。

taka

凄い!
……えっ、ちょっと待って。DMの内容見せて

yama

えっ・・・・
どうしたの?

taka

……
これ、典型的な「イラストレーターを狙う詐欺DM」だよ。

yama

ガーン!
なんで詐欺だって分かったの?

最近、InstagramやX(旧Twitter)、さらにはココナラなどのクラウドソーシングサイトで、イラストレーターを狙う詐欺や情報商材の勧誘が急増しています。
公式を騙ったり、巧妙なお仕事依頼を装ったりして、無差別にDM(ダイレクトメッセージ)を送りつけてきます。

特に活動を始めたばかりの初心者イラストレーターさんは狙われやすいので注意が必要です

先日、私の元にもココナラでの「運営なりすましDM」や、インスタでの不審な商品紹介依頼が届きました。
幸い私は違和感に気づいて回避できましたが、一歩間違えれば個人情報を抜かれたり、大切なお金を失ったりする非常に危険な内容でした。

この記事でわかること
  • 【実録】実際に届いた詐欺DMの手口と公開スクショ
  • イラスト情報商材屋の甘い誘い文句と本当の目的
  • 「これって詐欺?」怪しいDMを見極める3つのチェックポイント
  • 騙されないための具体的な対策と、安全にスキルアップする方法

この記事では、実際に届いたDMのスクショを交えながら、イラストレーター詐欺の巧妙な手口と、情報商材屋に騙されないための見分け方を徹底解説します。
「自分だけは大丈夫」と思っている方も、防衛策としてぜひ最後まで目を通してみてください。

目次

【ココナラ】運営を騙るフィッシング詐欺の実態

taka

まず紹介するのが、スキルシェアサイト「ココナラ」で発生している、
運営事務局を装った詐欺DMです。

実際に届いたDMの手口

ココナラ 詐欺DM
実際に届いたDM(現在アカウントは削除済み)

【DMの文面 要約】
「プロフィールが一時的に利用停止になったので、復旧には下記リンクから本人確認が必要」といった、ツーザーを焦らせる内容。

yama

これはココナラのロゴも使っているし、内容読むと焦っちゃうね。

taka

しかもアカウント名に「coconala」という文字列を含ませているため、パッと見では公式からの連絡だと信じてしまいそうになります。

相手は公式ロゴをアイコンに設定し、名前も「ココナラ」と名乗ってDMを送ってきます。
しかもドメインも公式は「coconala.com」ですが、詐欺アカウントのリンクは「coconala.com-●●●と、公式ドメインの後ろに文字を付け足して「それっぽく」見せかけています。
ドメインに詳しくない方は、ついついクリックしてしまう危険性があります。

違和感に気づいたら「ログイン」する前に確認を!

今回は文章の不自然さに違和感を覚え、まずは自分のアカウント状況を確認。
その後、公式のサポートへ問い合わせたことで詐欺だと発覚しました。(※その後、該当アカウントは即座に削除されました。運営さんの対応、早いです!)

もし、リンク先でログイン情報を入力してしまうと、以下のような被害に遭う恐れがあります。

  • アカウントの乗っ取り
  • 売上金の不正引き出し
  • 登録済みクレジットカード情報の漏洩

メールだとフィッシングメールも多いので警戒しますが、アプリ内のDMでもこのような詐欺が横行しているので注意が必要です。

公式と偽物を見分ける最大の手がかり

ココナラ運営様に確認したところ、決定的な見分け方を教えていただきました。
公式アカウントには、アカウント名の横に「ココナラ運営」という【青いラベル】が表示されます。

参照:ココナラ公式サイト

不審なDMが来たら、まずは「青いラベルの有無」を確認しましょう。

taka

今回の詐欺アカントには、当然このラベルはありませんでした。

万が一、情報を入力した場合
  • ココナラのパスワードを即座に変更する
  • 登録しているクレジットカード会社へ連絡し、利用停止を相談する

詐欺アカントかも、と思ったらココナラ運営様に「違反報告する」で連絡をしましょう。

ココナラは運営のサポートもしっかりしているので、正しく利用すれば、安心して使えるプラットフォームです。
まだ登録されていないイラストレーターさんは登録してみましょう。

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以下の記事では、イラストを副業やお仕事にするためのココナラやその他プラットフォームを紹介しています。

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【インスタ・X】イラストレーターを狙う「商品紹介・NFT詐欺」

taka

次に多いのが、InstagramやX(旧Twitter)での
イラストレーター案件詐欺DMです。

巧妙な「お仕事依頼」のフリをしたDM

こちらが実際に届いたDMです。

インスタ 案件詐欺DM1
instagram 案件詐欺DM
インスタ 案件詐欺DM2
instagram 案件詐欺DM

【DMの文面 要約】
「Instagramで私たちの商品を紹介してくれたら、報酬を支払います。詳しい条件はLINEで説明するので、こちらを登録してください。」といった案件を装った内容。

taka

一見、フォロワーが増えてきたクリエイターへの嬉しい依頼に見えますが、これこそが典型的な詐欺の入り口です。
私自身、音楽好きなので「ヘッドホンのPR」という魅力的なワードに、もう少しで信じてしまいそうになりました。

なぜこれが「詐欺」だと言い切れるのか?

企業からPR案件の依頼がDMで来ること自体は珍しくありません。
しかし、以下のポイントに当てはまる場合はほぼ100%詐欺です。

いきなり「LINE」へ誘導する

本来、ビジネスの依頼であればDM内で完結させるか、公式ドメインのメールアドレスへ誘導するのが一般的です。

アカウントが不自然

送信者が企業公式ではなく個人アカウントであり、フォロワーを確認すると「購入したと思われる外国人アカウント」ばかり。

宛名がない

誰にでも送れるテンプレート(コピペ)のため、「〇〇様」といったこちらの名前が文章内に入っていません。

恐ろしい「LINE誘導後」のステップ

私はLINE誘導の段階で違和感を覚え、調査して踏みとどまりましたが、同様の手口による被害者は後を絶ちません。一般的な詐欺のフローは以下の通りです。

LINEを登録すると
  • 信頼させる
    LINEで日本人が丁寧に応対し、偽の契約書を送付して信用させる。
  • 偽サイトへ誘導
    報酬を受け取るための専用サイトに登録させ、銀行口座情報を入力させる。
  • トラブルを演出
    「口座が凍結されて振り込めない」と嘘をつき、本人確認書類(免許証など)の提出を迫る。
  • 本人確認書類を要求
    身分証明書の画像を送ると、「それだけでは解除できなかった」と言われる。
  • 金銭の要求
    「凍結解除には同額の振込が必要」などと理由をつけ、指定口座に現金を振り込ませる。
taka

これで振り込んでしまうと音信不通になります。
金銭の他に、個人情報まで抜かれてしまいます。

調べてみると、残念なことに騙された報告をしている方が多く見受けられました。

またPR案件以外にも、「NFTとして高額で買い取りたい」「NFTのプロジェクトで登録しませんか?」といったNFT絡みの案件詐欺も一時期は横行していました。

これらに共通する特徴は、フォロワー数に関係なく、イラストを1枚投稿した直後に反応してくる点です。

【チェックリスト】こんなDMは無視しよう!
  • やたらと文章がフランクすぎる、または不自然に丁寧な日本語。
  • あなたの名前(アカウント名)を書いていない。
  • 報酬条件が相場より良すぎる。
  • すぐにLINEや外部サイトへ誘導しようとする。
taka

即座にLINEへ誘導されたり、条件が良すぎたりする場合は、まずは手を止めて「詐欺かもしれない」と、冷静に疑ってみるようにしましょう。

「イラスト情報商材屋」は詐欺なのか?

taka

DMの中には、「イラストで月収50万稼ぐ方法」「最短で神絵師になるロードマップ」といった、情報商材屋からの勧誘も非常に多いです。

結論:詐欺ではないが「コスパ」は最悪

実際に私の元に届いたDM(スクショ)の一部がこちらです。

イラスト 情報商材屋 DM1
イラスト 情報商材屋 DM2
yama

初めてのDMなのに、やけにフレンドリーに色々聞いてくるんだね。

taka

うん…
グイグイ来すぎて、ちょっと引いちゃうよね。

こうした送り主の多くは、まず自己紹介から始まり「絵を描き始めたきっかけ」や「今の悩み」などを丁寧に聞いてきます。これらは情報商材業界で出回っている「営業テンプレート(定型文)」である可能性が高いです。

一見親身に見えますが、最終的なゴールは「仲良くなって悩みを聞き出し、解決策として数十万円の高額な商材やコンサルを売る」という流れです。

彼らの活動自体は、必ずしも違法(詐欺)とは言い切れません。
しかし、以下の2点から、個人的には非常におすすめしません。

内容に対して価格が高すぎる(中身が薄い)

数十万円払って教えられる内容の多くは、実はYouTubeの無料動画や、Amazonで売っている2,000円前後の書籍で得られる知識と大差ありません。情報をパッケージ化して売っているだけなので、投資としてのコスパは最悪と言えます。

「イラスト」ではなく「商材の売り方」を教えている

「イラストの技術」や「仕事の取り方」を教えるのではなく、「イラストレーターに憧れる初心者に、どうやって商材を売って稼ぐか」という、ネズミ講に近いマーケティング手法を教えるコミュニティも少なくありません。

結局、大切なお金を無駄にする可能性が高い

taka

「イラスト 情報商材 詐欺」とまでは言えなくても、「支払った金額に見合う価値があるか」と聞かれれば、答えはNOです。

甘い言葉に誘われて、大切なお金を無駄に消費しないよう、冷静に見極める必要があります。
高額な商材に何十万円も投じるくらいなら、そのお金を以下のような「確実な自己投資」に回す方が、イラストレーターとしての成功確率は格段に上がります。

  • 作業環境を整える
    より良い機材(液タブ・高色域モニター・左手デバイス・疲れにくい椅子)に買い替える。
  • 信頼度を高める営業用WEBサイトを持つ
    ご依頼者様が安心して依頼できるような、独自ドメインのポートフォリオサイトを構築する。
  • 信頼できる場所で学ぶ
    スキルアップするためのオンラインスクールや、体系化された書籍で学ぶ。

こうした、「自分のスキルや資産として形に残るもの」にお金を使うことこそが、本当の意味での成長に繋がるはずです。

「具体的にどんな機材から揃えればいい?」

詐欺や商材に回すはずだったお金で、まずは日々の作業効率を劇的に変えてくれる「自分に合った機材」を見つけてみませんか?

私が実際に使って「描くのがもっと楽しくなった」と感じた機材や、体への負担を減らすアイテムをこちらで詳しく紹介しています。

またスキルUPにはAdobe公認のオンラインスクールがおすすめです。
Adobeのソフトライセンス(1年分)が付属して、好きな時間にデザインや動画編集が学び放題です。
イラスト以外に仕事の幅を広げたり、イラストの仕事の単価UPを目指す方におすすめです。

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イラストレーター求人詐欺の見分け方リスト

最近は求人サイトやSNSだけでなく、クラウドソーシングサイトのスカウトやコンペ形式を悪用したイラストレーター求人詐欺も増えています。

「お仕事」の皮を被っているため見抜きにくいですが、以下の特徴が1つでもあれば、深追いせずに即座にブロックしましょう。

相場より異常に報酬が高い

「初心者歓迎・実績不問」なのに「時給5,000円以上」や「アイコン1枚5万円」など、相場を無視した高額報酬を提示してくるケースです。甘い言葉で釣って、最終的に個人情報を抜いたり別の有料サービスへ勧誘したりするのが目的です。

何らかの「初期費用」を請求される

「仕事を開始する前に、指定のソフトを導入してください」「弊社の専用教材で研修を受けてください」といった、費用の先出しを要求されたら100%詐欺です。真っ当な企業が、仕事を発注する相手にお金を請求することはありません。

会社の実態が不明瞭

会社名で検索しても公式サイトが出てこない、または住所が「バーチャルオフィス」や「ごく普通の民家」である場合は要注意です。また、連絡先がフリーメール(Gmail等)のみで、公式ドメインのメールアドレスを持っていない場合も警戒すべきです。

テストイラスト・ラフが無料・安すぎる

「実力を確認したいから、まずは無料で1枚描いてほしい」という依頼も、そのまま納品物だけ持ち逃げされる「搾取」の可能性があります。テストであっても、適切な報酬を支払うのがビジネスの基本です。

怪しいDMが来た時の対処法

taka

もし詐欺や不審なDMを受け取ったら、以下の行動を徹底してください。

リンクを絶対に踏まない

クリックしただけでウイルスに感染したり、IPアドレスを抜かれる可能性があります。
また個人情報を入力することで、アカウントの乗っとりや、クレジットカードなど大事な個人情報が漏洩する危険性もあります。

即ブロック&通報

相手をするだけ時間の無駄です。

スクショを撮って共有

私のようにブログやSNSで共有することで、他のクリエイターを助けることにつながります。

まとめ(詐欺DMに騙されないように自己防衛して楽しいお絵描きライフを)

taka

今回は、実際に私の元に届いたイラストレーターを狙う詐欺DMや勧誘の実態をご紹介しました。

改めて、怪しいDMを見抜くポイントをおさらいしましょう。

怪しいDMを見抜くポイント
  • ココナラ
    アカウント名横の「青いラベル」がない運営連絡は偽物!
  • SNSのPR案件
    いきなり「LINE誘導」や「宛名なし」は詐欺の定番。
  • 情報商材
    営業テンプレでグイグイ来るものはコスパ最悪。
  • 求人詐欺
    「初期費用」を1円でも請求されたら即ブロック!

イラストレーターとして活動を始めたばかりの頃は、「早く実績を作りたい」「誰かに認められたい」という焦りから、つい甘い誘いに乗りそうになることもあるかもしれません。

しかし、詐欺師や情報商材屋に支払うお金や時間があるなら、それはあなた自身のスキルアップや、長く使える仕事道具のために使うべきです。

近道はないけれど、確実な一歩はある

結局のところ、イラストレーターとして息長く活動していくために必要なのは、以下の3つに集約されます。

  • 確かな画力と表現力を磨き続けること
  • 正しい法律・契約の知識を身につけて身を守ること
  • 信頼できるプラットフォームや人脈で仕事を広げること

「高額なコンサル」を受けなくても、素晴らしい「書籍」や専門的な「スクール」を活用すれば、正しい知識は数千円から手に入ります。

独学に限界を感じた時に役立つリソースを以下にまとめておきます。

デッサンで基礎力を身に付けるのにおすすめの一冊

色塗りに悩む方や表現の幅を広げたい方におすすめの一冊

イラストレーター活動に悩んだら読む一冊

誰にも聞けないイラストレーターのお金の話を知りたい

スキルUPして単価UPしたい方

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イラスト以外に仕事の幅を広げたり、イラストの仕事の単価UPを目指す方におすすめです。

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